図鑑No.004 ジェイコム男 天才トレーダーB・N・F

図鑑No.004 ジェイコム男 天才トレーダーB・N・F

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図鑑No.004 ジェイコム男 B・N・F(ビー・エヌ・エフ)

生息地:株
投資手法:デイトレード、スイングトレード、不動産投資
特技:強メンタル、取引スピード、相場観の鋭さ
有名エピソード:ジェイコム株誤発注事件で爆益

日本を 代表するとうしか B・N・Fさんを紹介するよ。

前に紹介した しすさんがあこがれるほど すごいトレーダー なんだ!

伝説の投資家に 今いちばん近い 日本人だとおもうよ!

 

B・N・Fのれきし

にちゃんねるで やたらと儲けてる 株にくわしいコテハンとして 登場したんだ!

 

BNFさんは千葉県市川市出身のトレーダー。本名は小手川さん。ジェイコム株での大儲けからジェイコム男として有名。一時期はメディアによく出ていたけど最近は出ていない。有価証券には大量保有した場合に報告義務があるため時々名前がのってたり、不動産の建築確認で発見されたりする。

1978年3月5日、出生。

子供のころは少年野球や卓球、陸上短距離走をしているスポーツ少年だった。

一浪して私立大学法学部へ入学。が、サークルには入らず、友人もほぼいない大学生活を送るようになる。卒業後はマッサージ師になることをこころざしていた。

 

2000年、株式投資を始める

大学3年生の時、貯金や郵便配達などのアルバイトで稼いだ160万円を元手に株式投資を開始。

この頃はネットでの証券取引黎明期。BNFはネットトレードに寝食を忘れてのめり込んでいく。卒業まであと2単位というところで2年留年ののち、中退。なお、中退時点で資産は一億を超えていた。

 

2004年、2ちゃんねるに登場

最初、BNFは2億円先生という通称でcisに呼ばれていた。

2003年11月4日に開かれた千疋屋銀座本店のフルーツパーラーで行われたオフ会でcisとBNFは出会った。このオフ会はネットトレード黎明期のカリスマ個人投資家が集まったので「伝説のフルーツパーラーオフ」と呼ばれている。

この場で話し合った内容はcisにとって衝撃を受ける内容だった。そしてBNFはcisにとっての師匠的存在になる。

2004年1月18日、cisスレにBNFが降臨。

466 :B・N・F:04/01/18 23:06 ID:JOmH1g2y
cisさんこんばんは
去年の11月に一緒にフルーツ食った香具師だけどおぼえてる?
俺もこのスレにたまに書き込んでいこうと思うからよろしく。
470 :cis◆YLErRQrAOE :04/01/18 23:10 ID:9E2cpGJI
先生きたあーーーー
もちろん完全に顔まで覚えてますよ。あのときの話は俺にとってすげー重要だったけど
あんなに話してよかったんですか!?
がくがく。
473 :B・N・F:04/01/18 23:15 ID:JOmH1g2y
あんなにってほど話してないじゃん。
つーか逆張りは性格によって向き不向きがあるからなぁ
cisの性格だと順張りの方が向いてるとおもうんだよね
だから無理に逆張りはしないで順張り貫いてればいいんじゃないのかなぁ
477 :cis◆YLErRQrAOE :04/01/18 23:21 ID:9E2cpGJI
そうだけど、さわりだけでも俺にとってかなり勉強になった。
ほんとに俺はこのままいけるんでしょうかねぇ・・・
それが常に不安で鬱。
やっぱり俺もNYのせいで今日はいくら損するんだろう?って
朝起きてNYの終値確認するのすげーー鬱ですよw。最近特にそちらの調子はどうですか?

 

このやり取り以降、cisスレには時々BNFが降臨するようになった。また、「今日の勝ち負けを報告するスレッド」にも降臨していた。専用スレッドを作っていたcisと異なり、BNFは色々なスレにたまに書き込む程度であり、書き込んでいた時期も1年少々と短い。

この2004年から2005年にかけては、BNFの取引内容や言葉を読むことのできる貴重な一年間だ。

なお、BNFが株取引を始めたころの地合いとして「2000年、ITバブルの崩壊」以降の時期だった事を頭に入れておくと良い。

スレ内では資金推移をこんな感じで報告している。

465 :B・N・F◆mKx8G6UMYQ :04/02/09 16:03 ID:OGoRWfg1

ぷらす1600000えん

しさん276900000えん

∧∧ハニャーン!
⊂(゚-゚*)
オツカレチャ━━━━━━(´∀`U)ヽノ━━━━━━ソ!!!!!
/     ヽ
/ 人   \\   彡
⊂´_/  )   ヽ__`⊃
/ 人 (
(_ノ (_)

逆張り手法についてもいくつかレスを返しているので、後述の手法の部分で紹介する。

 

スレで確認できる最後の書き込みは2005年の4月1日。残念ながらスレでは勝ち続きの大きな利益をねたむ人が多く、人間離れしたBNFのトレードを「エアトレだ」「バーチャ取引だ」などとなじられることがあった。もし書き込みを辞めた原因の1つだったのならとても惜しい事である。

 

54 :B・N・F◆mKx8G6UMYQ :皇紀2665/04/01(金) 20:20:06 ID:+Un3SANU
月曜+1690万
火曜+940万
水曜-1190万
木曜+860万
金曜+2520万週末資産=1,787,100,000
今週は厳しかった。02年後半の相場思い出した。
出来高減ると、今の資金じゃどうにもならなそう。
あらためて相場環境のおかげで、勝てていると実感しました。
今週も乙でした。

スレ最後の報告時点では資産は約18億円となっているが、この数か月後に大きな事件が起きた事で、一気に資産は倍増する。

2005年8月に約2億円の中古の豪邸を購入。

 

2005年12月8日、ジェイコム株大量誤発注事件

 

ジェイコム株大量誤発注事件とは、みずほ証券の担当者が「61万円1株売り」とすべき注文を「1円61万株売り」と誤ってコンピュータに入力したことが原因で株価が一気にストップ安へ張り付いた後、反対売買により買い戻し、今度はストップ高になった事件である。

この事件ではみずほ証券が反対売買によって相殺しようとしたが、9万6,236株の買い注文については、そのまま市場での売買が成立した(なお当時のジェイコム株の発行済み株式数は14,500株)。

この事件で、BNFは7,100株を取得、同日中に市場で1,100株を売却、残る6,000株(発行済み株式の41.38%)を現金決済(20億3,500万円)した(なお、この量の株式を現物で購入するには約40億円必要である。つまり4月の時点で18億円だった資金を年末の時点で既に3~4倍程度に増やしていたと想定される。)

この時の株式大量保有報告書によって本名が明らかになった。そしてマスコミは「荒稼ぎ」としてこの事件に食いついた。

 

マスコミではこの事件による稼ぎに注目して普段はさぼって寝ているニートが、数十分で一山当てた一発屋のように扱っているが、実際は全く逆である。

株を大量購入できるだけの資金をコンスタントに増やし、常に市場を監視し、不自然な事柄に対して自分のほとんどの資金をつぎ込む精神力を持つからこそ成しえた株取引だった。

実際、この年の収益ではジェイコム株で儲けた額よりも、他の取引で儲けた額の方がずっと大きい。

この頃からBNFはTVや雑誌で頻繁に取材を受けるようになる。当時のマスコミが恣意的に一発当てたという面を強調している報道姿勢もよく分かるので一度見てみると面白い。

2005年末にはジェイコム株で20億儲けて、この年の最終資産は100億となった

 

2006年、資産は156億円になる。

この年、都内のマンションに引越し。

2007年、資産は185億円になる。

この年の8月からアメリカでサブプライムローン問題による株安が発生。

2008年、資産は224億円になる。

リーマンショックの年。

米大手証券会社リーマン・ブラザーズ株が急落。BNFはこのとき約7億円分のリーマン株を購入。購入理由は公的資金による救済があると踏んだため。しかし結局、政府救済はされずリーマン株は紙くずになった。

  • 9月7日 米政府ファニーメイとフレディマックの救済決定(でかすぎて潰せない)
  • BNF、ファニーメイ株とフレディマック株を約 30 億円分購入
  • BNF、リーマン・ブラザーズ株を約 7 億円分購入
  • 購入から2日後、 9 月 15 日にリーマン・ブラザーズの経営破綻発表。リーマン株が紙くずになる。
  • ファニーメイ株とフレディマック株を売却して利益
  • AIG株なども売買、最終約7億円の利益

 

9月に約90億円のビルを購入(チョムチョム秋葉原)。

 

2009年、オリックス株を107万株(約60億円分)保有。

この頃から、マスコミの前には出てこないようになってくるため、有価証券の報告関係でしか名前を追っていく事が出来なくなる。

2010年、JVCケンウッド・ホールディングスの株式を527万株保有

株式分割等あったので保有株が分かりにくいが、約22億円分ほどと想定される。なお、個人名で大株主に乗ってくるのはBNFのみ。

2011年、AKIBAカルチャーズZONEビルを購入

AKIBAカルチャーズZONEのビルを購入。こちらは約170億円。

 

2012年以降、株主報告で小手川の名前が確認される

スイングトレードが主体のBNF氏だが、報告義務期日に保有日が重なると、株主報告の際に小手川の名が見られるようになる。

2012年、川崎汽船株を約2500万株保有。当時の時価で約40億円ほど。
2013年、ファルテック株を約13万株保有。時価は約5億円。なお、BNFがファルテック株を保有している事実が判明した瞬間、高騰し前日比+11%となった。
2014年、ブロッコリー株を約139万株保有。時価は約14億円。
アプラスフィナンシャル株を170万株保有。時価は約2億3000万円。
DAC株を108万株保有。時価は約5億5000万円。
リボミック株を20万株保有。時価は3億6600万円。

このように、マスコミでの報道の場から姿を消したもののトレードは変わらず続けている。

2014年、ふるさと納税で三重県伊賀市に1500万円の寄付をする。返礼品は純金の手裏剣3枚。

 

この年、渋谷センター街にビルを建設。


建築後の様子がこちら。また、不動産関係の新聞でも記事にされている。

 

2016年、順調に株取引を継続する。

8585 オリエントコーポレーション 23,300,000株
8922 日本アセットM 6,945,800株
6183 ベルシステム 660,000株
6238 フリュー 175,500株
6186 一蔵 250,000株
8589 アプラス 2,493,600株
7215 ファルテック 211,500株

報告期日所持だけで80億前後動かしている事が分かる。

 

 

2018年、秋葉原の不動産を一棟売却、札幌ススキノにビルを建設

2018年に10年前に購入した秋葉原のチョムチョム秋葉原を売却した。当時からの地価相場からすると売却益は20億~30憶。さらに10年間の賃料は60億ほどになるため、合計で80億~90億前後の利益となっている。

同年、札幌ススキのでビル建設を始める

 

2019年、BNFの総資産規模は・・・?

最近でも 順調に 勝ちを重ねている様子だね。資産がふくらんでからは 不動産の売買も

しているみたいだ! 長期の株保有は 自分には無理だって言ってたから その代わりかもね!

一体いまの 総資産は いくらくらいなんだろう?

 

 

 

2000年の取引開始から2008年まではなんと13,000倍の資産増加。

2019年現在だと、単純に保有している株、不動産などから推測すると500億円程度だが、当然保有報告書や表に出て来た不動産以外に所有している資産は大量にあると思われる。

杉村冨生が3月18日のセミナーでBNFのことに言及した。BNF現在の運用資産は700億円とのことだが、真偽や個人的なつながりがあるのかは不明。

資産増加率は資産の規模が増えるほどに減少してくる。単純に購入額が大きい程に市場に対して与える影響が大きいためだ。そのためBNFも2007年の時点で「自分の手法ではそろそろ限界がある、長期の株保有もしていきたい」と言っている。

だが、結局その後BNFが選んだのは不動産取引を併用するという方向だった。株の長期保有はBNFですら敬遠するほどに難しいようだ。いくつか不動産の保有や建設が判明しているが、いずれも偶然に建設確認の看板から発見されたものであるため、実際は数多くの不動産取引をしているものと思われる。

2019年現在、資産はBNFが大きな失敗をしていない限り1,000億を超えていてもおかしくはない。

 

BNF関係メディア

 

2008年6月1日放送。BNFと出演の「久米宏・経済スペシャル“新ニッポン人”現わる!」

Trader BNF japanese broadcast ( 資産210億円突破)
動画内の3月取引の公開分15日分から試算PF 3.8
RR 0.89
勝率 80%資産対するパフォーマンス。
月利 10%
利確 平均0.74% レンジ0.0002~2.12% 中央値 0.48%, 0.63%
損切 平均-0.83%  レンジ-0.69~-0.95% 中央値 -0.86%
ただしCP0%は考えられないので、トレードパフォーマンスはこれ以上あると思われる。
(例:CP50%だとするとパフォーマンスは上記の倍。)
損切りは三件できっちり1%未満で行われており、かたや利確は結構バラバラ。
利確上位三件が1%以上、上位2件が2%台という事なので、
その他の利確は見切りを付けてマイ転前に撤退と考えてもいいかもしれない。
であれば、RR2, 勝率50%が基本トレード設計だと考えられる。
結論:BNF カッケー
用語解説
PF(プロフィットファクター)= 総利益 ÷ 総損失
RR(リスクリワード)= 平均利益 ÷ 平均損失
CP(キャッシュポジション)= 現金 ÷ 資金

 

海外トレーダーから金を獲得して、資本を日本に持ち込んでいるBNFに対して久米含め他の出演陣の言い草が酷い。

 

2016年5月8日放送。BNF出演のTV東京番組「給与明細」

BNF氏 給与明細 天才株トレーダー

Qどうやってジェイコム株で儲けたか?
新規上場銘柄を見ていたとき、100万円くらいの値がつくと思っていたジェイコム株が57万円だったので、安いと思って買った。

Q株を始めた経緯は?
6年前に株関係のテレビを見たこと。ネット証券が普及したこと。

Q最初の資本金は?
160万円

Q特別な錬金術は?
日経平均の上げと連動して儲かった。特別に自分がうまいとは思わない。地合がよかった。

Qキャバクラとかに行こうと思わないですか?
キャバクラはいったこともないし、行こうとも思わない。精神的に大変な思いをして稼いだので、大きく金を使いたくない。

Q株取引は人にすすめられますか?
必ずリスクはあるし、人生的にくるう部分もある。自分はすすめないですけど、やりたい人はとめるあれもない。

 

2008年12月30日放送。BNF出演のラジオ日経

BNF 2008/12/30 ラジオ日経

 

 

2007年7月公開。イートレ長者村でのBNFと北尾の対談

北尾:孫さんに会われたそうですね。孫さんが僕に言っていましたよ。孫さんは自分のお金を運用してもらおうと頼んだとか。
BNF :そうですね。
北尾:それで断ったそうですね(笑)
BNF :まあ、そうですね(笑)。自分のお金だけでも厳しいのにそれ以上は・・・。
北尾:7年前に160万円でスタートして、現在は170億~180億円も運用している?すごいね、このパフォーマンス は!
BNF :ええ、まあそうですけど・・・、地合が良かったというのが大きいですね。自分がトレード を始めた時というのは、ネット証券が始まったばかりだったので短期売買をやっている人自体がほとんどいなかった時代だったので。
北尾:そうだよね。ネット証券の誕生とその売買システム 、例えばマーケット スピードのようにトレーディングルームにいる機関投資家と同じようなシステムを個人が持てるようになったのが、いわゆるデイトレーダー が生まれて
きた一つの背景だね。
BNF :ええ、ですから始めた当初はライバルが少なかった、ということはありますね。その頃は値動きが素直でしたね、下げ相場でしたが。
北尾:動きがわかれば「売り」から入ろうと「買い」から入ろうと、どちらでも大丈夫だからね。
BNF :自分の場合は「売り」からは入らないですね。
北尾:だいたい「買い」から入ってるの?
BNF :そうですね、「売り」はほとんどやってないですね。
北尾:ああ、そう(驚)?両方やるのかと思っていました。
BNF :「売り」はほとんどないです。
北尾:なるほど。今は資産が大きくなりすぎてしまっているので、値動きの激しい銘柄、例えば新興銘柄は手を出さずに大企業に集中しないといけないだろうね。
BNF :現在新興市場は盛り上がっていないですし、逆に大型株の方が盛り上がっていますから、そういう傾向はありますね。でも2005年前半までは新興市場は良かったので・・・。
北尾:そう、ライブドアショック までは良かったんですよ。
BNF :ええ、ライブドアショックまではボリュームもあったので金額も結構いけたので、取引していましたね。
北尾:確かにライブドアショックが起こるまでの新興市場は、東証一部よりも儲かったと思うね。
BNF :自分の場合は始めた当初からずっと新興も東証一部も並行してやっているので、どっちが盛り上がっていても大丈夫ですね。
北尾:そう。ジェイコムの時はかなり話題になったけど、よく気がついたね?
BNF :まあ、あれは・・・、すぐに気がつきましたね。
北尾:「おかしいな、これは誤発注だ」と思って、7,000株くらい買ってそれだけで22億円くらい儲けたわけですね。
BNF :でもまあ・・・もっといけば良かったと思いましたけどね(笑)
北尾:もっといけた(笑)?なるほど・・・。では普段はどうやって銘柄は決めるの?やはりボリュームと値動きを主に見る?
BNF :そうですね、基本的にはそうですけど・・・
北尾:ファンダメンタルズは基本的に見ない?
BNF :いや、そんなことはないです。ファンダメンタルズと、世界情勢を見ていますね。
北尾:マクロ的なことは見ているわけだ
BNF :かなり見ますね。米国株がどうなっているか、中国株がどうなっているか、為替がどうなっているか・・・。短期で取引しているので、短期的に影響する項目、例えば選挙とか、そういったものは気にしながらやっていますね。
北尾:つまり、セミマクロの状況、例えば半導体がどうなっているかとか、そういうことまで見ているわけだ。
BNF :そうですね。例えば先日アメリカ インテル の決算発表があって、そういったものは短期的な株価に影響が出ますので。インテルの件で見ると、決算があまり良くなかったので日本株も連れられて売られました。米国株の先物が下がった、ということで売られたので・・・、インテルの件は次の日になればもう関係ないわけです。
北尾:なるほどね。
BNF :そういう短期的な株価に影響しそうな目先の重要なイベントを考えながら、世界情勢がどうなっているか、を見るわけです。今はけっこう為替に敏感なので為替を注意して見ていますが、その前は中国に敏感だったので中国株をすごく気にしていました。そこまで見た上で、後は値動きですね。それらを含んだ上で買える状況であれば買う、という感じですね。
北尾:今は昔と違って世界中の情報がインターネットを通じてリアルタイムで入ってくるからね。昔はインターネットなど無くて、テレックスで情報を仕入れていた時代だから、アメリカマーケットの影響が出るまで時間がかかった。そういう意味では反応が早いだけ難しくなったのかもしれないね。
BNF :でも、それが個人からするとチャンスにもなるわけです。
北尾:そうだね。あなたのようにアメリカの影響がどう出るのかが読めているのであれば、インターネットの情報を元に日本の市場の動きも読みやすくなるね。アメリカの影響で一時的に下がった株を買い、次の日に戻したら売る、そんな方法が考えられるね。
BNF :そうですが、僕の場合はもう少し長く持つこともありますね。
北尾:だいたいどの位のスパンで見るの?
BNF :1日~1週間くらいですね。
北尾:なるほど、デイトレードはしないんだね?
BNF :そういうのはあまり得意ではないんです。いろんな要素を含みながらもう少し長いスパンで、まあ長いと言っても短いのですが、取引をしています。
北尾:160億円以上の資産の運用となるとかなりの流動性が必要になってくるね。
BNF :まあ、2005年~2006年前半までは結構いけたんですが、今年に入ってから売買代金が減ってきてしまい、値動きもアメリカに影響されて朝は動くんですけど場が始まっちゃうとあまり動かないんですね。
北尾:今は何時間くらい相場を見ているの?日本のマーケットだけを見ているの?
BNF :取引しているのは日本株だけです。外国のマーケットで取引はしていないので情報として見るくらいですね。
北尾:夜間取引が始まったらどうする?
BNF :いや、夜間取引が始まったら・・・、やっぱ見るんじゃないですかね(笑)。でも、出来高次第ですね。今カブドットコム証券がやっている夜間取引では出来高が全然ないので。
北尾:我々が作るPTSでは結構な出来高になるかもしれません。ただ、出来高に関しては法律で上限が決められているので、取引が増えてきたらから取引所にならないといけないという状況になるかもしれないね。まあ我々のPTSは参加証券会社が多く、規模は大きくなる可能性が高いので、そういったことまで考えなくていけない。現在は5社で合意していますが、他にも入りたいという話が多く来ているのです。
BNF :楽天証券も入っているんですか?
北尾:ええ、ですから規模が大きくなる可能性は大いにあります。本当に規模が大きくなってきたら、やはり夜だけではなく昼も視野に入れなければいけないね。新しくつくるPTSでは取引のスピードがもっと早くなるシステムを導入します。ですから今の東証のシステムでは対応できないような取引が行えるようになるわけです。
BNF :そうなってくると、東証の場口銭なんかも回避できるかもしれないので競争になりますね。
北尾:そう、競争になるよ。ただ、問題は欧米と比較して日本の取引所は東証、大証含めてあまり儲かっていないことなんです。そして収益力が低いために十分なシステム投資が出来ないという状況になっている。
BNF :東証も儲かってないとは思いませんが、欧米と比べるとそうですね。
北尾:だからといって場口銭を上げると大きな反発が出てくるでしょう。一方の我々は場口銭もなるべく下げて、イー・トレード証券 をはじめ各証券会社に利益を還元することで、それを手数料などで顧客へと還元できるようにしていきたいと思っている。やはりネット証券になって手数料が安くなったことは個人にとって大きいことだね。
BNF :それが一番大きいですね。手数料が昔のように高いままだったら短期で取引できないですから。
北尾:今だって野村證券 イー・トレードを比べたら10倍以上違うよ。大手の証券会社のようにリアル店舗を構えて従業員をたくさん雇ったらそのくらい手数料を取らないとやっていけないからね。
BNF :でも今はリアルからネットへどんどん移行が始まっていますよね。
北尾:うん、でも個人の預かり資産で見たらネットに移行しているのは1割くらいしかない。これを変えていかないといけないね。
BNF :高齢の方々は証券マンとの付き合いとかがあってなかなかネットには行かないですからね。
北尾:それも時間との関数で当然変わってくるね。それにしてもまあ、あなたはずっとこの世界で身を立てていくの?これがあなたの天命、いや天職かな?
BNF :それはわからないですね・・・
北尾:どうしたい ?例えばあなたくらいの実績なら、他の人からもお金を集めてもっと巨額のお金を運用することだって出来るかもしれないよ。
BNF :それは精神的に参っちゃうと思いますので。やはり他人のお金を運用するっていうのが僕には向かないですね。他人のお金を運用する場合はノルマがあるじゃないですか、毎月○○円儲けなければいけないとか。そういうノルマとかがあると、例えば月の半分が経過した時点でまだマイナスだった場合に焦って変な取引をしてしまって、それで損をしてしまう可能性もあるので。ですから、なるべく自分のペースでやりたいというのが大きいですね。なるべく無理はしたくないんです、市場は自分の都合で動かないのに無理して変な売買したらそれが大損になるかもしれないので、そうはなりたくないですね。
北尾:うん、なるほどね。
BNF :無理な取引によって失敗した人とかも結構見たりもしてきたので。すごく上手い人でもそうやって失敗することはありますしね。SBIさんもファンドやってるじゃないですか。ファンドマネージャーとかって大変だなって思いますね。
北尾:そうだね、やはり他人のお金を預かるということはそれなりに大変ですよ(笑)。そして今「無理をしない」と言っていましたが、僕も30年以上相場の世界を見てきたけど、やはり無理をしたらダメですね。無理をすること、欲をかくこと、この二つをやったらダメだと思うね。魚と一緒で頭と尻尾は捨てる、身の部分だけ食べればいいんです。ところがついつい「もっと欲しい、もっと欲しい」となってしまうと破滅してしまうんですね。
BNF :年間○%、とかノルマを課せられるとそうなってしまう気がしますね。自分のお金だけでも辛いのに他人のお金は無理ですよ。
北尾:でもあなたの場合は自分のアセットだけでもどんどん増えてきてるから、それだけでもきつくなるね。目標はどれくらいですか?
BNF :いや、目標とかは立ててないですね。
北尾:では、どのくらいまで伸ばせそうですか?
BNF :短期売買だともうそんなに増えていかないと思いますね。長期投資もやっていかないとさらに上は難しいと思うんです。短期で続けていく場合だと、200億~300億くらいが限度かと思いますね。
北尾:短期売買で大きな金額を運用しようと思うと、小さな銘柄に投資すると自分の売買だけで値が動いてしまうから、大きな銘柄にしか投資できなくなるしね。そうやって制限されるようになってくると厳しいんじゃないかなって思うね。言われる通り。やはり金額が大きくなってくると長期投資が大事になってくるだろうね。
BNF :日本株だけでなく、海外株もやるっていう方法もありますね。今はやってないですけど、海外株もやっていかないといけないと思いますね。
北尾:今、アメリカマーケットを見ているとM&A関連が結構盛り上がっているね。
BNF :アメリカは本当にM&Aのお陰でかなり株価が引き上げてられていますね。何兆円単位でのM&Aが次々に出てきて凄いですよ。
北尾:すごいよねえ、今回のマードックさんの一件とかは。
BNF :先日、ブルドックの件あったじゃないですか、あれは日本株全体にとってはあまりよくないですね。
北尾:あれによって、スティール ・パートナーズのようなところは買収に出てくるのは難しくなったね。
BNF :ああいった形で買収防衛策を行うと、世界レベルでのM&Aの流れには中々追いつけない部分がありますね。ほかの国の株価はM&Aで上がっている部分がありますから。
北尾:今回のような判例が出てしまうと、グリーン・メーラーやそれに準じたような買収行為は難しくなってくるね。あのような結果になると予想はしていたけど、今回の司法の判決はきわめて日本的だったね。アメリカではあのような結果にはならない。
BNF :投資家から見ると、M&Aは株価が上がるので期待が持てます。日本ではそんなに何兆円とかいうレベルのM&Aはほとんどないですからね。やはりアメリカは規模が違いますね。
北尾:アメリカ比較すると、アメリカはお金が入ってくる国だからやっぱり強いね。中国を見ても中国は輸出超過型の貿易でどんどん外貨 をためていって、その外貨をドルに変える。そうするとアメリカにドルが行く。そのお金はまず債券市場に行くわけだけども、その債券市場が溢れ出してくる。今サブプライムローンの問題があるけれども、こういったものが売れなくなってきます。そうなると、結果として株式市場 にお金が入ってくる。この流れが大きいですね。そしてオイルダラーもありますね。産油国にたまったお金はアメリカに行く。残念ながら日本には来ないんです。
BNF :まぁ多少回りまわってくる分があるくらいですよね。
北尾:それでも、昔なら日本にも来たんですよ。世界第二位のマーケットだった頃は。ところが今は中国やインドに行ってしまう。これは昔はなかった現象ですね。
BNF :日本だけ蚊帳の外ですね(笑)。先日なんか、他の国は全体的に上がってたのに、日本だけ下がっていましたしね。
北尾:先日ベトナムに出張に行ったのですが、ベトナムマーケットを見ていたらどんどん上がっていました。ベトナムくらいになると、アメリカとか中国とかの影響を受けないんですね。マーケット自体が小さいから、他の国からお金が入ってきたらもう上がるしかない。
BNF :日本でも海外への投資が増えて、お金が出て行きます。だから円安になっちゃうんでしょうね。そのお金もいつかは戻ってくるんでしょうけど。
北尾:現状ではお金が出て行くだけで入ってこない。だから日本の市場は上がらないんだね。
BNF :今の日本の株は一極集中って感じで、上がる株は上がるけど上がらない株は全然上がらない。ずっとそんな感じですね。商社とか世界規模の仕事をしてるところは結構上がるんですが、国内向け企業は中々上がらないですね。
北尾:商社といえば、今資源の値段が上がってるでしょ。私のところでも中国のチタンの会社を買いたいと考えていたのですが、世界中から引っ張りダコみたいでね。昔、世界中でチタンが枯渇するという噂が流れて、日本のチタン関連の会社の株がものすごく上がった時期があった。それと同じような現象ですね。商社株が強いのは、そういった資源系に関わっているというイメージ が強いからかもしれませんね。
BNF :資源株は強いですね。三菱マテリアルとかも強いし。
北尾:資源は強いですよ。今中国では政府自体が力を入れて資源を買い漁ってる、という状況でしょう。
BNF :資源の値段が上がりすぎちゃって、資源を扱ってる会社の株を買収した方が安い、っていう感じだったみたいですね。
北尾:日本の企業はそういったものに対してのアクションがものすごく遅いね。このままじゃ中国の企業のほうが力持っちゃいますよ。
BNF :確かに中国は早いですよねぇ
北尾:びっくりするくらい早いよね。やっぱり華僑の伝統からか、嗅覚がものすごく発達しているように感じますね、お金に対しての嗅覚が(笑)。日本人はその点のんびりしてる。
BNF :まぁ島国なので、その辺に無頓着なのかもしれないです(笑)。
北尾:この次くるのは、僕は食料だと思っています。
BNF :もう来はじめていますね。
北尾:確かにバイオテック の関連で既に来ていますね。ところが、これからもっと健康ブームが世界中で浸透してくると、世界でもトップクラスの長寿を誇る日本の食事が見直されるようになる。そうなると魚類関係が来るわけです。それと、やはり水だね。
BNF :もう世界的に水不足ですからね。
北尾:中国の黄河が、四大文明 の一つである黄河文明の中心となった黄河が、枯れてきているというのだから問題は深刻です。一方、水がある揚子江でも汚染のために飲むことはできない地域があるそうです。
BNF :その点、日本は雨がたくさん降る国なのでそれが資源になるかな、と思っています。ですから日本には農業とかが良さそうですね。まずは農地を自由化して欲しいのですが。
北尾:食料に関してはやはり食料安保の考え方が基本的にあって、なかなか自由化しないんだよね。お米にしても、それ以外にしても。
BNF :でも、世界的に人口が増えてしまっているので、どうしても食糧が不足してしまうんです。その中で食料の価値というものが、どんどん上がっていきます。そう考えると日本には「雨が降る」というすごく有利な条件がありますので、日本は資源の無い国ですが農業とかも資源になるんじゃないかと思うんです。
北尾:農業を発展させるという意味では、成長を早める薬とかが重要になるかもしれないね。例えば、林原生命科学研究所が開発しているトレハロースを植物に入れると物凄く成長が早くなる。そういう技術が脚光を浴びてくるのではないかと思うね。
BNF :人口は増え続けていますが、食料も資源も無限ではないじゃないですか。ですから、そういった技術や新しいエネルギーは、人類の永遠のテーマとして追求されていくでしょうね。
北尾:現実問題として地球全体が異常気象に見舞われ始めているし、温暖化のために南極の氷も溶け始めている。そうなってくるとやはり省エネ も大事になってくるね。
BNF :資源を効率よく使えて、地球温暖化にもいいということで原子力も今注目されていますしね。原子力関連銘柄は強いです、東芝とか。
北尾:そうだね。資源というと、以前ベトナムに紙の原料 をつくる大プランテーションを作らないか、という話があったね。物凄く広い土地 を使って紙の原料である木を栽培する。人類が生きていく上で紙は必要不可欠な材料だから、人口の増加に伴ってこれが不足する前に押さえておこうという話。是非とも出資して欲しいと言ってきてね。
BNF :結構儲かりそうですね(笑)。
北尾:でも、紙の原料は栽培はじめてから出来るまでに6年もかかるって。6年もしたら僕はもういないかもしれない(笑)。自分で責任の取れない投資はしないことにしているからね。でも、どちらにしても今は日本国内に投資するよりも海外に投資したほうがずっと効率がいいと思うね。
BNF :海外が盛り上がっている中で日本だけ取り残されていますしね。
北尾:僕の考えではお金を儲けるということは全てアービトラジだと思っている。要するに鞘を取っていくことです。例えば日本は先進国なので後進国に行ってその鞘を取ってくる。後進国の方がお金がないので金利 も高くつくから金利の鞘だって取れる。これが僕のビジネスの発想の根幹にあるわけ。
BNF :日本は先に成長した国なので、日本にいるだけで他の国がどういう風に成長していくかがある程度読めるので、その点では有利ですね。
北尾:そう。そしてインターネットの世界では、かつてアメリカが日本より5年先をいっていた。アメリカで成功したものを日本でやれば必ず成功するだろうという発想で、例えばヤフーやイー・トレードなんかも持ってきたのです。タイムマシン経営なんて言ったけど、これを利用してアビトラージで儲けていくっていうのは、ひとつの儲け方かもしれないね。
BNF :会社組織じゃないと難しいですよね。個人レベルだと株を買うとか、まぁせいぜい海外の株を買うとかそういうレベルになっちゃいますね。
北尾:そうだね。個人で出来ることには限界がある。だから、如何に他の人と違う形でいけるか、というのが重要なんだろうね。さっき言われたように、市場に出て行くのが比較的早かったというのは良かったんだろうと思いますよ。
BNF :はい。そうですね。
北尾:でも、160万円を170億円にしてこれ以上儲ける必要があるかって話もあるよね(笑)?
BNF :まぁ確かに(笑)。それはありますね。
北尾:それでもまだ儲けたい?
BNF :ーん・・・。儲けたいっていうよりも、機会損失をしたくないからやってるという感じがありますね。日経平均が300円くらい上がっているときに何の取引もしていなかったりして「あぁ、今日やってれば2億円くらい儲かったのかな」って考えちゃうと2億損したのと同じような気分になっちゃう。そういう風に思いたくないから続けてるってところはありますね。だから中毒なのかもしれません。
北尾:中毒ね(笑)。
BNF :基本的にそうなんですよ。金額的にはもうやめてもいいんですが、儲けそこなったりしたら嫌だなっていうのがあるから、どうしても毎日画面を見ちゃうんですよね。
北尾:でも見てしまうと集中するから結構疲れるでしょ?
BNF :そうですねぇ。もう30近くなってきたんで(笑)。今後はもっと長いスパンで、長期とかもやっていかないと資金的にも増えていかないかなと思いますね。短期だと精神的にもきついし、利益率もどんどん悪くなってくるんで、今後は長期投資も取り入れていかないと難しいのかな、とは思ってます。
北尾:ウォーレン・バフェットも基本的に長期だからね。彼の投資した銘柄の中でジレットやコカ・コーラが有名だけど、彼は継続的に消費するようなものに投資したんだね。
BNF :長期だと、そうするべきですね。
北尾:ジレットなんかは、本当にうまいと思うよ。普通のヒゲソリ使っていて、しばらくしたら「その替え刃はもう作ってません」なんてこと言うんだから。しょうがないから新しいものを買ってしまう。それから今度は二枚刃、三枚刃ってどんどん商品をグレードアップして出す。でも、どっちがいいかって昔のほうが良かったんじゃないかって気がするけどね(笑)。
BNF :確かに上手いやり方ですね(笑)。
北尾:ところであなたの名前は、投資家のヴィクター・ニーダーホッファーから取ったそうだね?彼のどういうところを気に入ったの?
BNF :ヴィクター・ニーダーホッファーはヘッジファンドを運用していて、高いパフォーマンスを続けていたんですが、破産するくらいまで大損しちゃったんです(笑)。オプションだったんですけど、他の人が皆売ってた時にその人だけはプット・オプションを空売ってたんです。上がる方に賭けてたんですね。他の人が売っている時にその人だけ強気なポジション取って、結果的に追証になって強制決算させられて、それで大損しちゃったんです。でも、読み通りにその後すごく上がっていったんです。あの時、市場が30分早く閉まってしまい、それがなければ大成功だったかもしれません。普通、あれだけ成功してたらオプションであれだけ強気の、破産スレスレのポジションを取るなんてできないじゃないですか?それができるだけで、儲けるポテンシャルが高いってことなんだと思うんですよ。普通の人ができないことをやってるので。
北尾:市場が30分早く閉まる。彼の場合は「運」が無かったんだろうね。僕はこの相場の勝ち負けっていうのは確実に「運」があると思いますね。
BNF :いろんな「運」がありますね。始める時期とか。
北尾:本当にその「運」に恵まれている人と恵まれてない人と、その差が正直に出てくるね。相場は。
BNF :自分の場合だと時期的なものがすごく大きかったですね。ちょうど自分が学生のときにネット証券とか手数料自由化が始まったんで。だから10年早く生まれていたら駄目だったろうし、10年遅く生まれても全然こういう風に儲かっていなかったと思います。
北尾:始めたのは大学3年のときからだっけ?
BNF :そうなんですよ。ちょうど暇で(笑)。
北尾:そのころから株式には興味持ってたの?
BNF :そんなに興味無かったんですよ。やっぱりネット証券とか手数料自由化が始まったのが大きいですね。それまではほとんど興味なかったですね。
北尾:まぁこれからだよね。その170億円を1700億円、2000億円にするのか、もしくはまた1000倍にしちゃうかとかね(笑)。
BNF :それはもう長期でやるしかないでしょうね。個人レベルだと情報の面で限界があるので、なかなか難しいですね。
北尾:情報面での限界ね。でも最終的には自分の持っている情報と自分自身を信じ込むしかないんだよね。バフェットも信じ込んだ。60年代にマンハッタンファンドを作ったジェリー・サイは、当時まだ新興企業だったゼロックスやIBMに次々と投資した。それがどれもものすごく上がって大成功になった。彼はこうした当時の新興企業の将来を信じた。
BNF :普通はそこまでリスクは取れないですからね。
北尾:ジェリー・サイの場合はその後また生保を買うんだよね。相場で儲けて事業を買う。その事業を育て上げてまた儲ける。
BNF :バークシャーなんて完全にそうですよね。普通の繊維会社だったのを買って。日本で言えば、ソフトバンクもそういう風に成長してきましたね。
北尾:結局ソフトバンクが今日まで事業を伸ばせたのは、ヤフーに投資した100億円のお陰ですよ。これが何倍にもなったわけだから。
BNF :ヤフーは大成功でしたね。ソフトバンクにとって本当に大きかったと思います。でももうアメリカのヤフーは結構売ってしまいましたね。
北尾:アメリカのヤフーは売ったね。売った当時は持っていた方がよかったんじゃないかという議論もあったけど、最近はそういう議論が消えたね。
BNF :まあアメリカのヤフーは上がっていないですからね。先日の決算発表でも6四半期連続減収減益って感じですので。
北尾:もう完全にグーグルが抜いたからね。ヤフーの人海戦術に対してグーグルの考え方は最初からロボットだった。人海戦術にはすぐ限界が来るけど、ロボットはどんどん進化するんですね。
BNF :しかし、グーグルは本当にすごいなあと思いますよ。NHKスペシャルを見たときに特集をやっていたんですけど。まあ、アメリカを見ていると本当にスケールが違いますね。最近米国株は自社株買い、ダウに入っている30銘柄の中で自社株買いを発表することが結構多いです。それも何兆円とかレベルで。
北尾:IBMなんか凄いことやっていたね。自社株買いをするために転換社債を出す。そして行使価格を今の株価よりもだいぶ上にした。そしてそれで資金調達をして、それに見合った同じだけの株を市場から買う。だけど行使価格が上だから必ず上に行く、という訳です。面白い方法を考える人がいるんだよね。僕もずっと研究していますが、僕の研究テーマの一つは資金調達と株価、M&Aと株価なんです。
BNF :アメリカは本当にすごいですね、金融に関しては圧倒的だと思います。製造業が駄目でも、貿易赤字がすごくても結局金融で取り返すんで。日本の場合は株式市場が低迷しているからみんな難しいんですよね。資金の流れが今悪いんで。ライブドアショックが結構効いていますよ、日本は。
北尾:今考えると、僕が登場したこともライブドアショックを起こすようなことにつながったかもしれないね。
BNF :まあ、色々あって結果的にライブドアショックが起こって・・・、新興市場は一気に低迷してしまいましたね。
北尾:そう、ある意味で自分の首を自分で締めたようなことが若干あるんですよね(笑)。ライブドアはファンドを使って決算操作をしていたので、ファンドについての監査が厳しくなった。そうすると他の新興企業も次々と問題起こしていく。
BNF :新興は下方修正する企業がすごく増えたんですよね、あの後。それで新興市場の信頼性が失われたことが、低迷した一番の理由なんですよね。信用がなくなっちゃって、それで株をやめる人がどんどん増えていって・・・。日本株が世界的に出遅れている原因として、個人投資家が元気ないっていうのが一番大きいと思うんです。他の国はあれだけ株が上がっていれば、多分個人投資家もすごい盛り上がっていると思うんですけど。日本はあまり盛り上がっていない。
北尾:日本の場合は機関投資家も原因だね。90年代初頭に始まって2000年に入ってからも続いたあのバブル崩壊の後遺症がずっとあって、毎日毎日株価下がっていくあの経験を忘れられない機関投資家のポートフォリオマネージャーがものすごく慎重になっている。ジョン・ケネス・ガルブレイスが『バブルの物語』で言っているように、これはもう世代交代しないといけないかもしれないね。
BNF :自分はちょうど落ちたところくらいではじめているんですよね。80年代の日本はバブルを作っちゃったと思いますが、今の中国がそんな感じになってますね。
北尾:あの時の日本は企業業績が伸びていないのに、株価や土地の価格だけ上がり続けた。中国はそうではなくて業績もどんどん伸びているから、まだまだ伸びる銘柄が沢山ある。
BNF :日本も89年に日経平均は天井をつきましたけど、でもその後、本田とかトヨタとか京セラとか業績のいいとこは上がっていきました。今の新興市場でも中にはDeNAのように、業績が良くて上がっているところもあるんで。
北尾:もちろん業績は大事な要素だけれど、結局マーケット全体が下がるときに業績はほとんど影響なかったね。機関投資家は売れるものから売っていく。外国人もあの時はもう日本のマーケットからどんどん売れる株から売ってゲットアウトしていたでしょ。だから出来高の高いもの、そして業績が比較的よいものもどんどん売り出していった。結局全部下がっていったね。やっぱりそれが相場の一つの流れだと思うんですね。
BNF :それでも長い目で見ればトヨタとか本田とか……
北尾:そう、それこそがまさに「買い場」なんですよ!!
BNF :そうですよね。そういう銘柄こそが長期的に見れば「買い」なんだと思いますね。
北尾:それだけ毎日株のことだけを考えていたら、休む暇もないね(笑)。例えば、どういう時に幸せを感じますか?
BNF :幸せを感じるときですか・・・。あんまり、そんなにないですね。全部売り抜けたときですかね(笑)。短期でやってるんで、常に心の余裕がない感じですね。ですから売り抜けた後も、また買う銘柄が出てくる可能性がありますし・・・。株始める前とかは、結構ボーっとしてましたけど(笑)。
北尾:いや、株の世界ってそうですね。僕も機関投資家相手にセールスやっていた時は、もう本当に毎日毎日休める暇なんてなかった。しかし、寧静致遠という言葉があるように、落ち着いたゆっくりした気分にならないと遠大な境地に達することが出来ない。これは諸葛孔明が五丈原の戦場で陣没する時に自分の息子に遺言として残した言葉だけど、そういう時間も持とうとしないといけないね。
BNF :まあそうですが、なかなか余裕ないですね。
北尾:そういう点では短期は特に厳しいですよ。しかし、僕のお客様で儲かっていた人は、ほとんど短期でやらなかった。最近読んだ「日本経済のリスク・プレミアム」(著:山口 勝業)という本は非常に優れた本でしたが、そこでも50年にわたる実証分析結果、長期投資のほうが良いという結論になっていましたよ。
BNF :でも、それは資金にもよると思うんですよね。例えば100万円を長期で運用して、3倍になっても300万円とか。これじゃあんまり意味がないと言うか・・・
北尾:それは短期でやった方がいいよ。ある程度の資金がなければ、長期投資を考えるのは厳しいと思うね。
BNF :だからある程度資金増えてからは本当に長期の方がいいかなとは思いますね。
北尾:そうそう、そうしないと難しいよ。今のあなたのレベルだともう完全に長期の方がいいだろうね、実際問題。
BNF :長期でもいいんですけど、なかなかそういうのはあんまり分からないんで。その辺がまだまだと言うか、だから駄目なんですね。
北尾:駄目ではなくて、それは考える暇がないから。だからちょっと落ち着いた雰囲気になって、遠大な境地に達してごらん。それこそウォーレン・バフェットみたいなことになるかもしれないよ(笑)。
BNF :ちょっと心のゆとりがないんですね、自分の場合。常に何かに追われている感じがするんで。
北尾:やっぱり幸せを感じる瞬間を出来るだけ作った方がいいね。決してパフォーマンスがよかったから、儲けたからって幸せを感じるものではないと思うよ。だから、例えば家族のこととか、子供の成長だとか。そういう幸せを感じる瞬間をどんどん増やしていった方がいいと思うね。
BNF :そうなってしまったら、あんまり株に集中できなくなってしまう、というのもありますけどね(笑)。
北尾:まあ、それはそれでいいんだと思うよ。そうやって成長していくんですよ。投資家としても。それでいいんじゃないかな。
BNF :だから先々のこととか色々と考えると、もうちょっと長期投資とかの勉強していきたいんですよ。
北尾:短期投資だけでなく、長期投資でも大いに成果上げてくださいよ。その時にはイー・トレードも使ってくれるとありがたいですね。他のサイトに慣れてしまうと、慣れで使い続けてしまうこともあると思うけど、長期投資だったら使い勝手はそんなに問題にならない(笑)。
BNF :まあ日本株の長期投資はなかなか考えていないですけど(笑)。
北尾:もちろん外国株も含めてね。そんなに遠い先の話じゃないんだけど、僕の夢は自分のPCの前で世界中の銘柄が自由に買えるようになること。そして日本の投資家がグローバル・アセット・アロケーション(国際分散投資)をやる上で、ためになることを次々とやっていこうと思っている。
BNF :それは素晴らしいですね。
北尾:でも今まで僕がやってきた中で、一番投資家のためになったことというと、やはりイー・トレード証券を作って手数料を極力下げたことだろうね。それまで大手の証券会社などの高い手数料は、全部自分たちの懐に入ってたわけでしょ。それを全て投資家に返した。
BNF :そうですね。そのおかげで短期売買が出来るようになった。
北尾:そして、そのおかげでイー・トレード証券も儲かるようになった。だから、これはめぐりめぐっているんだけどね。
BNF :そう考えるとネット証券ってよく出来ていますね。
北尾:そう。そして今までなら大手の証券会社が株を買う相手として見做していなかった20代、30代の若い人たちのおかげでイー・トレード証券は収益が出てきているわけです。もう一つ大事なことは20代や30代の人は30年経ったら50代や60代になっていく。そうなると富裕層になっていくということです。
BNF :そうですね。逆に野村證券の顧客の年齢層は上がっていきますからね。
北尾:だから経営は時間の関数なんです。僕は会社を作るときにいつも20年経った時に、この方がいいっていうことが立証されるような、そういう会社を作ってきた。
BNF :ネット証券やインターネットの会社なんかもそんな感じですね。だから今20代30代の人だったら年をとっても皆インターネットやるんで。
北尾:やるんですよ。もう50代や60代の人も皆PCだとか携帯だとか、そういったものを活用するようになります。今までの常識なんてなくなってきて、もっと新しい世界がくるかもしれない。それまでにもっともっと資産を伸ばして下さい。
BNF :ええ、まあ(笑)。
北尾:いや今日はどうもありがとうございました。
BNF :はい、ありがとうございました。
対談を終えてからの北尾氏の感想はこちら

 

B・N・Fのしゅほう

最も有名なのは逆張りトレード。

BNFが相場を始めたころは株が下落の地合いだったため、そこで勝つ手法とした編み出したようだ。

25日移動平均線乖離率を利用した「買いのタイミングの目安」パーセンテージは以下の通り。

薬品・・・約5~10%
電機・・・約10~15%
食品・・・約7~10%
科学・・・約7~10%
証券・・・約5~10%
ハイテク・・・約10~15%

※ただしこれは大型株の場合の目安。新興市場で流動性の高い銘柄は、これ以上に乖離が大きくなることもしばしばある。

BNFは相場や自身の保有資産量に応じて投資手法を変化させている。下げ相場では「逆張り」が定石であり、数日保有するのスイングトレードを行っていた。

 

36 :B・N・F◆mKx8G6UMYQ :04/03/06 02:49 ID:kyul+4/n

>33

別に嫉妬とかやっかみだなんて思わないですよ。
証拠を見せたわけではないので疑うのは当然だと思います。
私が180万から1億にする過程ではすごい下げ相場でしたが現物のみの短期の逆張りで簡単に儲かりました。というのは私は逆張りが好きで株は逆張りが有利だと思っているからです。その理由は例えば短期筋が順張りする場合(この話の短期は一泊二日長くて二泊三日の短期です)
その株が動意づく前に買ってた人を1とすると、その株を常に監視して上がり出す雰囲気を感じてまだ大して上がってない時に、勇気出して買う人を2として、その後、完全に上がり出したのを確認してその株が次の日も、上がると思って買う人を3。
その日の高値で買う人を4とすると、大体そういう動意づいた株のその日の出来高の推移を見ると3~4の間での出来高が多い気がします。

そして次の日買い気配で始まればその寄りで買う人を5、寄った後に更にそれより高値で買う人を6とすると短期のつもりで3~4の間で買った人は良くて6の人に売って利益を出すって感じですがこれでは1で買った人の膨大な利益には到底及びません。

しかし、1の段階で買ってる人は長期の人でしょうから、資金効率的なリスクを負っているので短期のつもりで3~4
の間で買う人の投資方法も、1の人と比べて悪いわけではないでしょう。
一泊二日の短期での順張りでは到底1の段階で、買うことは難しくコツコツ細かい利益を積み重ねる感じになる気がします。細かい利益と言っても1%~6%ぐらいはいける気がしますが。

一方、一泊二日の短期の逆張りに目をやると過去の25日移動平均線から何パーセント乖離したところで株は反発するのか?相場の雰囲気がいいから乖離が浅めでも反発するんじゃないか?相場の雰囲気が悪いから今回の乖離は相当きついところまでいくんじゃないか?出来高はどうか?ボリンジャーバンド的にはどうか?などを考慮して底を見極め買うことができれば 一泊二日の短期なのに短期売買での順張りでは買うことの難しい 動意づく前の水準である1の段階と同等の水準で買うことができるのです。
底打ったかな~?ぐらいで買う人は、短期の順張りで言えば2の人ぐらいで完全に底打ってから買う人は短期の順張りでは3~4の人に相当すると思います。
私は一泊二日の短期なのに短期の順張りでの1の水準で買えるおいしい相場が下げ相場だと思っているので下げ相場でも上げ相場でも現物だけでもいいかなぁって感じです。落ちてるナイフは危険じゃんという意見もあるでしょうが、前の日までのマイナス乖離のきつい株が当日もそれなりのマイナスである場面で、自分のテクニカルの判断で反発すると
思ってる株を買ってもその日、そこから更に下落するのは余地は少なくなり、上がりそうもなければ さっさと損切ればいいわけです。私の感覚ではただでも乖離のきつい株がダウやナスの下げなどで 朝から結構売られてれば、そこで買っても損切り早ければそんなにリスクを感じません。
むしろ短期の順張りでの1の水準で買えるかもとわくわくします。こんな感じで180万から1億までは逆張りで儲けた比率がかなり高いです
そこからは去年の上げ相場でアホになって順張りして儲けた感じですね。
ってもそれまで逆張りで儲けてきたのでかなりビビリ捲くりの順張りでしたから
利益率はそれほどよくないです。

812 :B・N・F◆mKx8G6UMYQ :04/10/03 16:40:18 ID:IdmbGKeE>>774
短期の逆張りで重要なのは乖離率だと思います。
乖離率がきつければきついほど反発しやすくなるのは当然ですが、その時の地合によって買うべき乖離率の水準はだいぶ違ってきます。01年や02年の相場では25日移動平均線からのマイナス乖離が最低20%、安心して買えるのは35%以上の乖離率という感じでした。35%乖離した株を買い反発したところで売りその段階でその株の乖離率は15%前後になりしばらくするとまた30%以上の乖離率の水準まで落ちてまた反発狙いで買いの繰り返しでした。
短期の逆張り専門の人には天国のような相場だったと思います。しかし、去年後半から今年の今現在までの相場にかけては15%も乖離したら反発しちゃうって感じでした。
というより、乖離率を見て逆張りすべき場面すら余りなかったです。新興市場などできついマイナス乖離をする場面は何回かありましたが、2年前3年前と比べると地合が良すぎて東証一部の株で30%以上乖離している株がうじゃうじゃあるような状態は、あまり記憶にありませんね。
その時の地合に合わせてどの程度の乖離率で株が反発するのかを自分の相場観にしたがって判断していけばいいと思います。

 

BNFは「その時の地合の見極めが重要で、今回のキツイ下げに直面したからといって、25日移動平均線との乖離(かいり)率だけで逆張りしてもダメ。もともと高難度ですし、上げ相場の順張り同様、多くの値動きを1日中見て、体得するしかないんです」と言うように単純に逆張りだけでも駄目だと繰り返し言っている点は注意

 

427 :B・N・F◆mKx8G6UMYQ :04/11/17 21:46:07 ID:yi3qaGEZ>>380
教えたと言っても単に乖離率について大まかに話しただけですからねぇ
leyさんがかえって混乱されたのならほんと心苦しいばかりです。
乖離率は単に数字だけを見て、どの銘柄も横一列に並べてはだめなんです。
まず、セクターによっての乖離率の特徴。このセクターの銘柄群は移動平均線に比べて乖離しやすいから買うべき乖離率の目安も厳しめに設定しなければいけないとか、このセクターの銘柄群はいつもあまり乖離しないからそれほど乖離率が厳しくなくても買いを狙えるとかですね。
しかし、これはかなり大雑把な区分けでここから更に同じセクターでも乖離しやすい銘柄群、乖離しにくい銘柄群の判断をしていくことが重要ですね。01年を例にとって説明すると乖離しやすかったセクターは電気、精密、小売、卸売、銀行、証券、通信、サービスあとはセクターではないのですが低位株全般。店頭の銘柄。今と違って銘柄数は
多くなかったですがマザーズの銘柄。このあたりでしょうか。
例えば小売セクターではバブル崩壊以降に上場して99年に急騰した100株単位の銘柄群の乖離率がきつかったです。私は22%~28%以上乖離した段階から買い候補に入れていきました。小売セクターが売られている時はこれ等の銘柄群の乖離がきつかったです。
サービスセクターでも同じような銘柄群の乖離がきつかったです。
こっちは22%~30%以上の乖離率から買い候補に入れていきました。
銀行セクターは20%~30%以上。店頭銘柄のIT関連以外でバブル崩壊以降に上場した銘柄群は22%~32%以上の乖離。店頭のIT関連は25%~45%以上の乖離。
マザーズの銘柄群は28%~60%以上の乖離。
これはこれだけ乖離してやっと買い候補に入れるというだけでアメリカなどの下げで更にここから売られてやっと買うというスタンスでした。
同じような銘柄群でも率に開きがあるのは流動性など個別に判断していかなければいけないからです。これは99年、00年に急騰した株が多くあり、更に01年の厳しい下げ相場が前提の設定で、強い相場ではなんの意味もないですし、またいつかきつい下げ相場が来るとしても次に乖離のきつい下げをするのは上に上げたセクターや銘柄群とも限りませんしその時の乖離率の設定もまた変わると思います。
01年だけ見ても地合のいい時もあったので素直に順張りもしましたし乖離を甘めに判断して買うべき地合もありました。乖離率の判断は常に流動的でした。
私が01年の下げ相場で一番きつい下げだと感じたのは01年12月の低位株の下げですね。それなりに流動性もあり歴史もある銘柄群なので普通なら25%も乖離すれば喜んで買う感じでしたが低位株の1円に対する率の重さ並びに次から次へと30%以上乖離する株が出てくる現状を目の当たりにして、これはすごいことになると思い普通なら買う水準をスルーしまくりきつい乖離をしている株が大量に出た所で35%~65%以上乖離した株を買い捲りました。
この時は指数的には地味な動きだったんであまり話題になりませんが、25%以上乖離した株があれだけあったことは乖離率を見るようになってからは記憶にないです。
リバウンドも一泊二日か二泊三日で1,5倍すごいのは2倍近く上がるのもありました。
この時に25%の乖離で喜んで買っていたら大損していたかもしれません。結局はその時の地合の見極めが大事なので
単に乖離率だけを見て逆張りでの買いを狙うのはお勧めできません。
ある程度の強い相場なら素直に強い株を探している方がよっぽど楽だと思います。
厳しい下げ相場がきたら、こういうやり方もあるんだなまあ、俺は下げ相場になったらなにもしないけどね程度に思っていればいいと思いまよ。
ほんとに。中途半端に乖離率の事を書いてかえって混乱されたのならすいませんでした。
BNFは本を読むくらいなら実際に取引をして相場の空気感を感じることの方がずっと重要だとよく話している。それは例えばここでレスしているような乖離率の見極めも本に書いてある事ではないからだ。実際に自分自身が取引をする中で相場の勝ち方を探っていく以外に勝つ方法はないのである。
トレードはスイング主体

592 :B・N・F◆mKx8G6UMYQ :05/02/18 16:45:12 ID:buPzQ5GJ

デイトレの才能がある人はデイトレしていればいいと思いますが私はそんな才能ないですし、持ち越す銘柄数とか株数も多いので持ち越した銘柄の手仕舞い+新たな銘柄探し+買った銘柄の監視でデイトレはあまりできないです。後、今の資産だとデイトレは資金効率悪くなりそう。デイトレのつもりで買うとすぐ手仕舞いたくなるんで
私の実力では多くても1日500万抜ければいいぐらいだと思います。
デイトレで資産築いている人はすごいと思いますよ。

BNFはこの頃、一日の内に購入し手仕舞いをするデイトレードではなく、一度保有すると数日は持ち越すスイングトレードを主体としていた。

資産規模が大きくなるにつれてこの手法は長期保有に変化していったと思われるのだが、本人からの発言がないため最近の投資手法は不明だ。

スイングする銘柄数

通常はだいたい 30 銘柄から 70 銘柄を保有していますが、株価のチャートなどが頭に入っている監視銘柄だけでも 600 銘柄から 700 銘柄くらいはあります。

719 :B・N・F◆mKx8G6UMYQ :04/04/04 17:56 ID:cIC9Gmav

すいません。3月は1日平均70回以上のペースでした。
しかも、デイトレは買った後弱くなった銘柄などの損切りぐらいで
ほとんどスイングばかりでこれです。すいません。
一日30~50銘柄ぐらい持ち越して次の日の朝っぱら利益確定or損切りして
またその日強い株探して持ち越して次の日、利益確定or損切りの繰り返しでした。
三月は相場が良かった影響か、平気で2億円~3億円持ち越してたんですけど次の日、持ち越し株全体で数百万利益が乗った場面で一度手仕舞わないでいられるほど精神力が強くないのと、最近は順張りの持ち越しが多いので勢いある内に手仕舞って他の順張りできる株探すって感じだったんで一度以上売買した銘柄数は250銘柄以上になりました。

とにかく流動性ある株は新興市場でもボロ株でもハイテクでも金融株でも重厚長大産業の株でもファンダ気にせずなんでも買う人なんで売買した銘柄数も売買回数も多くなりがちです。

三月はほとんど休みなくこっちのセクターがふいたり、あっちのセクターがふいたりボロ株がふいたり、新興市場がふいたりで付いていくだけで大変で、すごい疲れ長く感じた月でした。

まあ、今みたいに30~50銘柄平気で持ち越して2億円~3億円平気で持ち越す売買のスタイルが下げ相場で通用するとは思ってないんですが、今の相場は下手糞に徹した方が儲かる事が良く感じがするので自分であまりよい取引スタイルじゃないかもなと思いつつ下手糞売買に徹して儲けてる感じですね。

株の恐さ分かってるうまい人ほどこの相場には中途半端にしか乗れてないかもしれませんね。アホになった方がいい時にはアホになって株の恐さ知ってるうまい人だけが儲かる相場になったら今の取引スタイルはやめた方がいいかなと思ってます。長文すいません。

720 :B・N・F◆mKx8G6UMYQ :04/04/04 18:01 ID:cIC9Gmav

今の相場は下手糞に徹した方が儲かる事が良く感じがするので

今の相場は下手糞に徹した方が儲かる事が良くある感じがするので。に訂正すいません。

206 :B・N・F◆mKx8G6UMYQ :04/04/15 16:27 ID:e2s41MQc

40~50銘柄ぐらい朝売るのも場中買うのもそんなに大変でもないんだけどなぁ慣れてるせいなのかなぁ
昨日なんかマケスピの出来高ランキングとにらっめっこしながら買っていってその中でも強いセクター感知してマイページにセクターごとに流動性があって値動きのそこそこあるのを集めた中から鉄鋼セクターのページ見て鉄鋼中心に
買っただけなんだけどなぁ

 

このレスに対して「50銘柄のデイトレだと2分45秒に一回注文ださんと追いつかない、値をチェックしてる暇なんかねーだろが? エアトレ乙」というアンチコメが付いた。BNFはこう返答する。

 

254 :B・N・F◆mKx8G6UMYQ :04/04/15 17:03 ID:e2s41MQc>>231
う~ん。
9時15分にはもうほとんど売れてたんですけどね。
朝の寄りとか後場の寄りとかにさばくからですかね。
場中のん気に2分45秒ごとに注文出したりしませんよ。
でも2分45秒あれば5銘柄ぐらいは楽に買るんですが・・・・

 

BNFがトレードしている様子を動画で見ると売買注文の速さに驚くであろう。2分45秒で5銘柄と言う事は30秒に1銘柄は売買していることになる。かなり人間離れしたトレードだが、これは常に見ている600~700銘柄のチャート情報やセクターごとの特徴などが頭の中に入っているためだ。そのため気配値、板情報を見るだけで株が「買い」なのかを判断できるのであろう。

 

367 :B・N・F◆mKx8G6UMYQ :04/04/16 11:26 ID:78bkEkli>>345
>あれだけの量の銘柄を次々に売買するのだから、約定したかどうか個別に板を見ている暇はないし、
>そもそも約定させるには、自分とは逆の板にぶつけなくてはならないため、
>成り行きか気配をある一定以上離して注文しないと約定しません。

確かに売り板にぶつけて買うことが多いですね。なのでいちいち約定したかどうか確認する前に他の買いたい株があればそちらの注文をドンドン入れていきますね
板にぶつけてるんで約定してる可能性が高いんですが。買いたい株の注文が一通り終わったら注文入れた株の約定確認します。

>利益を追求する個人投資家にとって、大量の銘柄を次々と成り行きで注文を出すことが
>いかに危険な行為かということは分かるかと思われます。
>それをあっさりとほとんど毎日行っていることが気になります。

危険なので銘柄を分散するんですよ。なので板何枚もぶち抜くなんてことないです。(*^ヮ^*)さんと直接あって、口座残高、入出金記録見せてもいいですよ。
私の逆張り手法、順張り手法も教えますし。50銘柄ぐらい目の前で注文入れてもいいですよ。
今週の火曜の売買も昨日、一昨日の売買も見せてもいいです。
東京近郊の方なら会えると思います。ただ二人だけで会うと他の人は信用しないでしょうから
不破雷蔵さんどうでしょ?来てくれませんかね?迷惑ならごめんなさい。
(*^ヮ^*)さん今日のIDが有効な内にトリップつけてほしいです。
そうしないと本人特定できないんで。

上記のレスは(*^ヮ^*)というコテのアンチコメントに対する返答だ。

(*^ヮ^*)とは当時、株スレでよく表れていたBNFのアンチである。ものすごい長文レスをやたらとするコテだったのだが、BNFの直接会わないか?と言う提案には、「おいらの顔が割れる可能性が出てくることを警戒」するということで断っている。

ちなみに(*^ヮ^*)はBNFが個人ではなくグループであるという説を妄想して、仕手グループによるパンプのためのキャラつくりと言う陰謀論を作り出す。しまいにはcisまでが業者が作り出した偶像だと言い出し延々とレスを繰り返し収拾がつかなくなっていた。そのアンチレスの量は半端ではなく、勝っているプレイヤーに対する怨念が感じられる。

 

株を買うタイミング

僕の売買の判断はすべて、これまでの経験に基づいた感覚。アメリカやヨーロッパ、アジア株の動きに加え、為替や先物、雇用統計などの重要指標を常にチェックしながら、総合的に判断しています。今が底かどうかは分からないし、知る必要もないですね。分析しようとも思わない。

最近は大阪証券取引所で営業日の午後4時30分から7時まで、日経225などの先物取引を行う「夕場(イブニング・セッション)」の値動きをチェックしている。「日経先物相場は利用価値の高い指標です。ただし、(夕場は)時間的にアメリカ市場が開く前の指標で、あくまでも参考ということです

BNFはいわゆる頭と尻尾は一切とろうとしない。各指標、資金の流れを見た上で入れそうな銘柄を取引している。

とにかく毎日株価の動きを見てみることですよ。
会社員の方や学生の方で日中のザラ場が見れなかったとしても、家に帰ってから株価を見て、どうして今日は上がったのか下がったのか、自分なりの理由を見つけていくといいと思います。
今の時代、別に株を持っていない人でも、会社名をヤフーなどの検索エンジンに入力すればチャートは一瞬で見られますから……。
これから株を始めてみようという人は、とりあえずどこかの会社を買ったつもりになってしばらく見ていくのがいいかもしれません。それと初心者の方にアドバイスしたいのは、業種(セクター)ごとの盛り上がり方(トレンド)を見ることですね。
〇〇百貨店という会社なら小売業だし、〇〇建設なら建設業……要はその会社がどういうジャンルに区分けされているかということですよ。
例外は低位株や新規上場した会社の株。
そういう会社はその会社本来の業種ではなく“低位”というセクター、“新規上場”というセクターとしてジャンルを作ります。
株というのは業種全体で値上がりしたり値下がりしたりすることが多いですから、自分が選んだ一つの会社を見るだけでなく同業他社がどうなっているかを見るのがとても大事なんです。
僕がジェイコム株を買ったのも別に誤発注に気づいたからではなく、この時期に新規上場した会社はしばらく強いと睨んで注目していたからですしね。

 

どんな株を買うのか

選定銘柄は相場の上げ下げにかかわらず、大型銘柄のみ。資金量が多いため。発注は指し値オンリーで、多い日には100銘柄近く取引するが、1日の収支目標を定めたことはない。また、複雑なチャート分析は時間ばかりがかかってしまうため、効率が悪いという。

819 :B・N・F◆mKx8G6UMYQ :04/10/03 17:20:27 ID:IdmbGKeEチャートは極力単純な方がいいと思います。
結局、株は上がるか下がるかだけの話なので
複雑にチャート分析しても単純にチャート分析しても上がるか下がるかの予想が付けばそれでいいのです。
むしろ複雑にチャート分析をしすぎてこっちの指標的には買いだけどこっちの指標的には微妙なんだよなぁという状態になり買い場を逃すようなことになっては本末転倒だと思います。
それなら単純なチャート分析の単純な買いパターンに入っている株を探すのに集中した方がいいと思います。

株で重要な要素の一つは銘柄の視野の広さだと思います。
結局、複雑にチャート分析しても単純にチャート分析しても銘柄の視野が狭ければ有効利用はできないからです。
まったく同じ実力のAさんとBさんがいたとしてAさんには10銘柄しか取引可能な銘柄がなくてBさんには100銘柄取引可能な銘柄があるとしたら、おそらくBさんの方が1年後資産を増やしているのではないでしょうか?

チャート分析上、上がるか下がるかのパターンは意外と単純でその単純なパターンに入っている株をいかに多く見つけられるかが重要だと思います。

248 :B・N・F◆mKx8G6UMYQ :04/12/28 17:34:29 ID:9FDUwYhy>>244
アメリカ下げた割りに先物が強かったこと
銀行株が強くアドバンテストあたりも底堅い動きから先物が大きく崩れることはないと思い買いでいけると判断しました。
今の時期は仕事が休みで専業じゃない人も
場中、張り付ける人が普段より多そうなので
仕手系か個人に人気のある株が盛り上がる可能性があると思っていたので仕手系がくるか、個人に人気のある株がくるかを見極めていました。
今日は前場、仕手系が弱かった事、SB、プリヴェ、インボイス、ライブドア、ワコムなどが強かった事から個人に人気のある株並びにGDH、ダイセキ環境、リプラス、テリロジーなどが強かったので直近IPOにも注目しました。
今日は銀行株を含めた個人に人気のある株、直近IPOという区分けで売買しました。それだけ。

強い銘柄、強いセクターの株を買い、逆に弱い株は手を出さない。それだけだという。

 

利確タイミングはいつか、損切タイミングはいつか

「相場に自分の思いは一切通用しません。『ここまで儲けたいから、これだけ買う』という考え方は必ず失敗します。厳しい相場では、一番難しいけど、一番大切なのが『売り時』。これが分からないから、傷口を広げてしまう」

損切は最重要。これさえできれば儲けることが出来るという。また、相場の動きに合わせて柔軟に指値等で決済を行っている。最重要だが最難関。

B・N・Fのめいげん

人の価値は金なんかで決まらないよ。ただ資本主義社会ではそう思わされてる香具師が多いね。ほんと笑える。
人それぞれ持って生まれた才能が違うんだからたまたま金稼ぐ才能ある香具師が評価されてるだけで金稼ぐ才能なくてもその人にしかできない才能持ってる香具師多いよ。
金だけでその人評価してたら視野狭くなっちゃうよ。
まあ、資本主義は人間の欲を利用して経済を発展させるという優秀な制度だから素直に金だけ求めてればいいんだけど。人の評価まで金の多さで決めてたら資本主義経済に飲まれすぎっしょ。
61 :B・N・F◆mKx8G6UMYQ :04/01/31 22:38 ID:ONsb/PBy
1月の介入総額7兆って・・・・・マジでいい加減にしてもらいたい
為替介入によって円からドルに変えられそのドルでアメリカの債権を買う事によって市場に出た金によりアメリカの株価や住宅価格が堅調になりアメリカ人はそれを担保に借金をしてアメリカでの消費が伸びる
それにより日本企業の業績もよくなる。
よって日本の輸出産業も目先の業績にとらわれ介入を望む。こういうこ事なのだろうか?
しかし、この目先の景気にとらわれたかのような政策は将来的にスタグフを招く可能性があるのではないか?なぜならこの介入によって市場に出た金は一次産品にも流れる可能性があるからだ。今は住宅価格や株価が堅調なんでアメリカの消費は順調だがこれは少しでも悪循環になれば一気に不の連鎖に陥る可能性がある。
この時このジャブジャブの金が都合よく債権だけに流れればいいが一次産品に大量に流れたら大変だ。
ただでも消費が落ちれば企業の業績に響くのに原材料の調達コストがかさむとその分を補うために企業はリストラや減給でしのごうとするのではないか?それが消費悪化につながり更に企業業績を圧迫するのではないか?
そのことで更に株から一時産品に金が流れるという悪循環に陥る可能性がある。
一次産品にお金が流れれば原材料だけでなく食料品の価格も上がる
給料や仕事が減り食料品の価格が上がれば家計を圧迫しそれがまた消費を落ち込ます事になるのではないか?特に日本は食糧自給率が低いから大変だ。
今の目先の業績にこだわったかのような政策が将来のスタグフを招かないか懸念せざる得ない。企業は目先の業績にとらわれず1ドル=80円でもやっていける体制を作り介入には批判的な立場を取ってもらいたいものだ
スタグフだけは絶対に阻止しなければいけない。よって私は今の介入額の多さには批判的にならざる得ずスタグフにならない事を切に願うだけである。
BNFはよく株の売買は「適当に」「感覚で」やると発言している。注意しなければいけないのは、この適当と言うのは「いいかげんな買い方」という意味ではない。彼が感覚だけでトレードしているとは間違っても思ってはいけない。
この1レスにはBNFがトレードをする上でどれだけ確固とした相場観を持っているかをはっきりと示している。資金の流動性、セクターへの流れを常に感じて数字、指標でチェックしているからこそ強い銘柄を探し出せるのだ。

B・N・Fのエピソード

  • 伝説のフルーツパーラーオフの際にBNFがトイレに立ったときにcisがいたずら心でBNFのフルパの中のサクランボの位置を少しだけ変えておいた。するとBNFは戻ってくるなりそれに気づいて、何も言うことなくそのサクランボ位置を戻したという。
  • BNFの豪邸には巨大なリビングルームがあり総2階吹き抜けになっている。ガラス窓が大きいので夏になるとすごく気温が上がるのだが夏に冷房は入れない。環境問題を考えると冷房入れられないそうだ。
  • 一日2食。カップ麺や冷凍食品が主食。カレーとかハンバーグのような子どもみたいなものしか食べられない。「生魚?ありえない。」
  • トレードで負けるとマウス破壊、液晶破壊、ダンボール破壊、ベット損傷、電池投擲などなど物に当たる事がしょっちゅうある。

 

コメント

  1. 発注は指値オンリーなんて言ったことないよね
    少なくとも決済は3割くらい成り行き使ってるって明言してたし